高齢者ケアに携わりたい人へのお役立ち情報

介護の仕事に携わりたいと考えている場合には、まず介護のスタートとなる介護職員初任者研修を受講するのが適切です。この研修は、高校卒業していれば男女や年齢に関係なく受講が可能で、最短約1ヶ月ほどで取得することができます。無資格で仕事に就いている場合でも、仕事を続けながら受講できるのがメリットと言えるでしょう。

介護職の活躍の場には、特別養護老人ホームといった高齢者向けの施設や病院、要介護者の自宅などがあります。入所型の施設の場合には、365日24時間体制での介護ケアを要するため、当然のことながら夜勤も行わなくてはなりません。

しかし、中には子育てや家族の介護などの理由により、夜勤に入れない方もいるでしょう。そんな方は、デイサービスなど日勤で働ける現場を探したほうがベターです。デイサービスは、基本的に平日に高齢者が通いで日中を過ごすところであることから、土日が休みになりやすいというメリットもあります。

正社員にこだわらないのであれば、自分の好きな日や時間を選んで働けるパートやアルバイトなどの雇用形態を選んでみてもいいでしょう。勤務時間や給与形態は変わりますが、基本的には正社員と同様に身体介助や生活援助といった介護サービスを提供することが可能です。

施設によっては、正社員の時短勤務制度を採用しているところもあるので、同じ施設で仕事を継続したいと考えているのであれば、この制度を利用するのもひとつの手です。

介護士の働き方は色々あるため、何らかの理由でフルで働けない場合でも、自分に合う形を見つけることは難しくありません。